Category : ヒビノコト
2005-03-15

balance

この場を借りて、
私の周りにいる全ての人たちへ、ありがとう。
戻ってきて、くれました。


金曜日の夜、翌日逢う予定を楽しみにしていた帰宅途中、
一本のメールを受け取りました。
「他の人に心が移ってしまったから、もう会えない」という、
最初、冗談かと思った、あまりに簡潔な、数行のメール。
その後電話で話し、彼の気持ちを全て受け止めました。
私にも、いけないところがあります。
彼に、甘えすぎていた。依存しきっていたこと。
自分で問題事を引き起こし、泥沼にはまってしまっていたこと。
そして、
二人の間の距離は承知の上での付き合いでしたが
それでも限られた連絡手段だけで常に新鮮さを保つのは難しい。
それがいつしかただの「作業」になってしまっていた。
まるでルーチンワークのようなコミュニケーション。
そこに、ぽっかり隙ができてしまった。
その隙をついての、再会。
誰もが揺れると思います。
揺らす原因を作ってしまったのは、私。
彼は彼なりに、悩んだと思います。
悩んだ上で出した結論を、
そうカンタンに覆す人ではないということも知っているので
強くは引き止められませんでした。
でも、私から去ることだけはしたくなかった。
強引に彼を呼び出し、思いをぶつけました。
戻ってきて欲しいけど、追わない。でも私はココにいると。
でも戻ってくるのを待ってるわけじゃないんだと。
私も先を見て歩き出すと。
でも私はまだ、彼のことを支えてあげられていなかった。
それがどうしても心残りで。
今は別の道を歩むことになったけれど、
いつか彼が壁にぶつかってしまったら、私はそれを救いたいと思う気持ち。
それだけは忘れないでいて欲しいと伝えました。
お互いに責めることのない、円満なお別れでした。
決して嫌いになって離れるのではない。
複雑な心境ではありましたが、
本当に心から彼のこれからの幸せを願っていました。
ただひとつ、
彼の新しい道がどうなるか、それだけは知りたいとお願いしました。
思いを遂げられるか否か。それだけは知りたかった。
決して私から返信はしないという約束で、了承してくれました。
メールを待つ間、自分が壊れてしまったかと思うほど、
狂おしいほど頭の中をぐるぐる駆け巡った言葉。
「カエッテキテ。」
彼の幸せを願っていたなんて強がりで、
本当はうまくいかずに戻ってきて欲しかった。
いつくるか分からないメールを待ち、携帯を壊れるほど握り締め、
ベッドの中にもぐって、ただつぶやいていた。
彼がその人と、思いを遂げることができたのなら、
私は精一杯の祝福を送ろう。
でももし、ダメだったら・・・
全てを捨てて彼の元へいく覚悟をしました。
周りのものを全て取り払ってでも、たとえ受け入れてもらえないとしても、
もう一度チャンスを。そう思いました。
結果翌日届いたメールには
「付き合うことになった」と書いてありました。
フッと、何かが変わったのを覚えています。
あ、終わった。と素直に受け止めることができました。
じゃあ私も向きを変えようと。
いつかこの痛みが癒える事を信じて。
私に残ったこの喪失感は、自分で埋めるしかない。
ちょっとだけ意地を張って極力普通に過ごそうと努力を始めました。
そのとき多分、傍からみれば「メンドクサイ状態」の私を
暖かく受け入れてくれた人たちには、心からの感謝を。
彼がいなくなったという大きな穴を痛感し
それでも前を向こうと必死で足掻き始めたその日の深夜、
彼から一本のメールが届きました。
「話がある」と呼び出し。
湧き上がるわずかな期待を必死で抑えつつ、
最悪の状態を想定して、取り乱さないように呼び出しに応じる。
キセキが、起きました。
やっぱり私のことが好きだと言ってくれました。
いざ新しい道のスタートラインに立ってみて、
彼は彼で、私の存在を大きく感じていてくれた。
もういちど、一緒に歩きたいと申し出てくれました。
夢かと思った。
まだそのときは彼を信じられなかった。
もしかしたらまた翌日、「やっぱりダメだった」と言われるかもしれない。
不安はぬぐえなかったけれど、それでも信じることにしました。
次の日に会う約束をして、その日は就寝。
寝れなかった。
もしかしたら明日の朝、「やっぱりこないで」と言われることへの恐怖。
朝起きて、彼の元へ向かう途中も、そのことが頭を離れず、
何度となく途中で涙がでそうになるのを必死でこらえて向かいました。
駅について、彼がこちらに歩いてきたとき、私は顔が見れなかった。
見れなかったけど、彼は私の手をしっかりと握ってくれました。
部屋に着くまでの道、当たり障りのない会話をぽつりぽつりと交わし、
多少ギクシャクはしながらもふたりの手はちゃんとつながれたままでした。
部屋について、やっと顔を見て、
「ごめんね」と抱きしめてくれた彼の胸で、ようやく安心できました。
戻ってきてくれた。また一緒にいれる。
張り詰めていたものが解かれ、思い切り泣いてしまいましたが、
「おかえり」と伝えることができた。
一度は離れてしまったものがまた元通りに。
とはいえ、一度離れてしまった事は事実。
そしてその理由は彼の本音であることをちゃんと受け止めて
私は変わろうとしています。
甘えて、依存するのではなく、お互いに支えあえる関係へ。
いいバランスをお互い保ちながら、
また新しい道を、二人で、歩いていきます。
心配かけてごめん。
みんなありがとう。

Tags: | 5 Comments » 

関連記事

コメント5件

 ponpi | 2005.03.15 23:10

途中から、涙で画面が見えなくなって…
素敵なエントリーでした。
私もカレとの関係を、ちょっと見直してみようと
思いました[にこ]

 jolie | 2005.03.16 7:20

■ponpiねいちゃま
気にしてくれていてありがとうでした。
落ち着いたからこそこのエントリーを書いておきたかったので。
ぜひ彼サマとすてきな時間を過ごしてクダサイナ!

 凛子@オジサマ調教ちぅ | 2005.03.17 11:30

対等を目指すと言うコトかな。
もちろん、今までのじょりたんが全て依存だったとは思ってないよ。
それはよみたんも同じだと思う。
でもホントに大切な絆に気づいたのだから
今度は与える愛でもいいかもしれない。
エロスでなく、アガペー。慈愛かな。
よみたんがそれに気づかなくてもいいの。
じょりたんだけがそう思って愛していけばね。
若いふたりの前途がずっとしあわせでありますように。

 じょり | 2005.03.17 13:22

■凛子ちゃん
気持ちって
与えるだけでも、もらうだけでも
うまくいかないってことがわかった。
押し付けも、期待するだけもダメだね。
お互いが、いいバランスで思いあうことが
一番大事なのだと気づいたいい機会だと思います。
いろいろと、ありがとう。
きっと大丈夫です。

 DOLCE VITA〓甘い生活〓 | 2005.03.19 23:54

confidence(自信)

昨夜エントリを書く気分になれなかった曇りが、さっき消えた。 笑顔が見えるような …